スピーカー KENWOOD LS-M7 2011 年 5 月 31 日 / Tweet オーナーさんは、最近ヤフオクで入手されたそうですが、仕上げの雑さが気になって交換依頼されました。 確かに、エッジの周辺が不自然に凸凹していますよね。 近くで見てみると、こんな感じ。 なんか変? コーンの周囲を押してみると、コイルに接触してガリガリ音を立てますね。 柔らかい布を単に貼ってあるだけなので、エッジの機能の一つ、コーンの端を支えて、平行移動させるサスペンションの働きが有りません。 ふにゃふにゃです。 ダンパーだけで支えているのでちょっと心配ですね。 裏側は? なにこれ????? 大きすぎる布切れ。しかも、端はパタパタ・・・・・・ 接着されていない。 ガスケットのゴム枠を外してみると。 そこにエッジの端はありません。 なんと、フレームの内側に貼ってありました。 とりあえず、エッジ外側を剥ぎます。 裏側に回って。 エッジ内側を剥ぎます。 でてきましたよ。エッジの残りカス。 剥ぎ取ったエッジでございます。 なにやら、両面テープの跡らしき物も見えますね。 フレームの内側には両面テープで貼って、表側は木工ボンドで押さえたみたいです。 いい加減な処理のコーン裏面。 オークションで出品されている、エッジ修理品によくあることです。 よく知らない方が落札されて、その上評価もいい。 シコシコ残りカスを剥いで行きましょう。 結構残っていますよ~ フレーム内側には両面テープが残ってました。 用意したオリジナルエッジです。 キレイに処理したユニット本体。 はい、完成!